本格的にプログラムを開始する前に必要な周辺の準備はいろいろあります。 できるだけ時間的余裕をもってお進め下さい。 パスポート関連の情報もあります。 航空に関するあらゆる情報・サービスを24時間態勢でご提供します。0120-777-204

航空留学の渡航前準備ガイド

必要書類の準備身体・健康面トレーニングや現地生活に必要な用品

必要書類の準備など

 ●証明写真の撮影

フライトトレーニングにおける各種手続き用、ログブック貼付用、パスポート・ビザ、国際運転免許などの取得手続き用、無線関係など周辺資格の受験やライセンスの交付申請用など、差しあたって必要となる写真の枚数はかなりの数になります。 さらに近い将来、履歴書の作成などが必要となる場合にも備えて、仕上がりやコスト面からもインスタント写真ではない(ネガフィルムの残るきちんとしたもの。 最近は特にカラーであることが要求されるケースが目立ってきました。)証明写真をご準備なさることをお勧めします。 尚、発行されるライセンス自体は(航空従事者も無線従事者も…)基本的にずっと更新のない「一生モノ」ですから、将来後悔しないように、特に男性はできればネクタイ着用など「正装」で撮影なさるのがベターだと思います。

※アークEFIの新規クライアント様は、3×2.5cm 1枚(航空留学プログラムに加えて国内での操縦練習を伴うような場合は計3枚)、3×4cm 3枚、5×5cm 4枚 をまずご用意下さい。(無帽・無背景のものに限ります。 ビザ申請用はなぜか背景が「真っ白」のもの以外はまず認められず、撮り直し続出ですので要注意です。)

ビザ申請用写真の要件

 ●パスポート(旅券)の取得

住民登録をしている各都道府県の旅券事務所等の窓口で取り扱っています。 場所、曜日、時間帯、必要書類等を事前によく確認してお出向き下さい。 新規の申請は代理人でも可能ですが、パスポートの引取りは本人である必要があります。 但し、有効期間中にパスポートを紛失・焼失・損傷した場合の再交付申請、刑罰等に該当する方の申請などは本人による申請に限ります。 尚、交付までに通常約10日間必要です。

パスポート申請手続きの詳細

 ●アメリカ留学生ビザ「M−1(専門学校/職業訓練)」の取得手続き

ビザ申請書、I-20/入校許可書、英文銀行残高証明書、就職・復職証明書、学歴・職歴申告書、誓約書、面接予約確認書、その他、ビザ取得をより確実にするため必要な書類がいろいろありますので別途アークEFIからのご案内に従って下さい。

※渡航ビザ取得のためにはアメリカ大使館(東京)か領事館(大阪か沖縄)における面接が求められ、その予約状況次第で、手続き開始からビザ発給までに最短でも3週間はかかります。 航空券のお手配も含め、少なくとも1ヶ月かそれ以上の余裕をみて下さい。

渡航ビザに関する詳しいご説明

 ●国際運転免許証の取得

アメリカ国内で自動車を運転する場合、国際運転免許証と共に必ず日本の免許証も併せて持参・携帯する必要があります。(このことは実に奇妙な話ですが、実際にレンタカー会社のカウンターで「立ち往生」状態のトラブルに見舞われる方はかなりの数に上るものと思われます。 アメリカ最大手の「ハーツ・レンタカー」などでも、国際運転免許証は免許証原本の単なる「翻訳」に過ぎない…という理由で、日本の免許証なしではまず車を借りられません。 なぜ国際運転免許証自体にこのことを明記し、その交付時にはっきりと告げないのでしょう?)

※アークEFIが通常お取り扱いする海外現地スクールでの通学は自転車通学の範囲か、または車での送迎サポートを手配していますので、レンタカーなどの追加手配は特に必要ありません。 しかしながら、現地はたとえ都市部であってもほとんど公共交通機関に頼れない「車社会」であって、もし緊急に運転が必要になるような場合に備え、事前にできるだけ国際運転免許証を取得願うこととしています。 但し、アメリカで長期に滞在したり、車を購入するなど、いわゆる「住民ベース」の形をとるような場合には、必ず現地で別途運転免許証を取得する必要があり、したがってこの場合は国際運転免許証は無効となります。(ビザを取得していることのメリットとして、アメリカ現地の運転免許証が比較的簡単に取得できます。 住民票なども存在しません!)

 ●国際ATMカードの取得

シティバンクなどの銀行で、海外におけるキャッシングが可能な国際ATMカードを取得しておくと便利です。(これは海外で「デビットカード」としても使えますから、わざわざATM設置場所に出向かなくともショッピングやキャッシングが可能です。)

また、アークEFIでは海外トレーニング部分の費用について、ご本人の「海外通貨建てベースによるダイレクト送金」扱いとさせて頂いており、このことによって航空留学プログラムの販売に係る「国内消費税」のご請求や、「為替リスク分の上乗せ」など一切不要なシステムを採っております。(特にアメリカ国内ではこの種のトレーニングプログラムに消費税はかかりません。)
こうした手続きに伴い、私どもではその「海外送金」をリーズナブルに支援してくれるシティバンクでの口座開設を推奨しています。

※国内の一般都市銀行などで海外送金手続きを行うと、送金々額に関わらず、1回につき \4,000〜\5,000-もの手数料がかかるのですが、シティバンクでは新規の口座開設から2ヶ月目以内は無条件で、それ以後も最低預金残高に係る所定の要件をクリアしている限り、他の金融機関では望めないような多くのメリットを享受することができます。(インターネットやフリーダイヤルでの取引きや郵便局での入・出金も可能、海外送金手数料が大幅に安くなるほか、シティバンク間での送金手数料が無料、他の都市銀行などでのATM出金さえも条件付ながら無料であることなど…。 まったくどこから利益を得ているのやらわかりません??)

シティバンクへのリンク

 ●クレジットカードの取得

日本国内であってもそうですが、クレジットカードがないといつも大きな現金を持ち歩かなければならず、特に海外での日常生活にあっては多少なりとも支障をきたします。

※「海外で広く使える…」と宣伝されている国内大手の某クレジットカード会社のカードは少なくともアメリカカリフォルニア州各地ではほとんど使えず、アークEFIでは VISA か MASTER カードを推奨しています。


 ●国際コーリング(電話)カードの取得

渡航先から日本向けの国際電話、また海外での国内長距離電話をかける際にホームステイ先などでご迷惑をお掛けしないためのエチケットです。 クレジットカードなどを利用して海外の公衆電話から国際電話をかけると、後日、実勢価格とは比較にならない高額な料金を請求されることになりますが、このカードがあれば小銭も不要で電話料金も安く、日本の銀行口座から後日まとめて自動引き落としされます。(もちろん通話先の明細も残ります。)

※ご希望の方には申し込み用紙をお送りします。

 ●特別傷害保険加入の手続き

アークEFIでは、フライトトレーニング契約に係る「オールリスク担保」の保険費用をお見積りに含んでいます。 一般の海外旅行者保険契約では、万一航空機の操縦練習中に事故があった場合でも保険金の支払い対象となりませんのでくれぐれもご注意下さい。 保険の加入窓口で、「これはフライトトレーニングも含めた危険特約扱いになっているので大丈夫です。」と説明していることがよくありますが、約款中に「保険金を支払わない場合」として「被保険者が航空機を操縦・使用している間の事故」と明記されているものもあり、この部分のリスクを含めて填補の対象とするためには一定の「取り決め」が必要となります。 事実上無駄に保険料を支払っていることになってしまいます。

 ●渡航航空券の手配

ご依頼により格安航空券をお手配いたします。(費用は直接チケット会社でご精算下さい。) 最近では日本〜アメリカ往復5〜6万円台のチケット(ほかに燃油サーチャージなどが原則時価でかかります。)も珍しくありませんが、きちんと機内食とかも出ますのでご心配なく!!


身体・健康面



 ●FAA(アメリカ連邦航空局)基準の航空身体検査の受診(渡航前)
アークEFIでは航空留学プログラムへのエントリー契約に先だってFAA基準による航空身体検査を受診して頂くこととしており、東京・大阪地区で各1件、JCAB/FAA指定の有資格医をご紹介しています。

航空留学斡旋業者の中には「FAA基準でもって日本国内で航空身体検査を受診する場合は、FAAライセンス取得後の「更新分」としての受診となる場合のみが有効で、練習生として新規の受診を行うものについては無効、現地で受診し直しとなる…。」というように伝えているところがあるようですが、そのような「変則的」な規定が存在していたのは1997年以前のことで、現在ではアメリカ国内での受診とまったく同等の扱いがなされています。

※費用は東京地区\25,200、大阪地区\15,750 の自己負担となります。


 ●歯等の治療、予備眼鏡(コンタクト使用可)の作製

特に海外での歯の治療は高額で、しかも旅行傷害保険などは原則的に適用の対象となりません。 他の持病を含め、トレーニングに集中するためにも予め完全に治療しておきましょう。


トレーニングや現地生活に必要な用品



 ●トレーニング必需品
 ・文具、電卓…ノートはA4のバインダー形式のものをご用意下さい。 B5のものはコピーをとるのにも不便でとりわけアメリカサイズ(A4変則)の各種製品との整合性もとれません。(アークEFIのクライアント様には通常アメリカサイズのバインダーノートセットを支給しています。 自家用コースご修了以降の展開(例えばアメリカ/FAAの事業用・CFIコースなど)を当初の段階から視野に入れ、かつその後日本でのトレーニングに移行される場合でも特に不都合がないためです。) 電卓は四則計算だけのシンプルなものであればアメリカでの学科試験にも持ち込みが認められます。

 ・通学カバン…大き目のリュックサックのようなタイプ、できればハンドル部分が伸びて車輪で転がせるキャリータイプのものが重宝します。 もちろん渡航の際に機内持込用の鞄としても使用できます。 よくエアラインのパイロットが持っているようなケース(通常はマニュアル類が入っています。)はまず必要とはなりません。(もちろん個人の嗜好の問題ですが...)

 ・英和・和英辞書…「三省堂デイリーコンサイス」の英和・和英が一冊になった携帯タイプのものを推奨いたします。 経験則から、単語力が弱いと感じられる方には(学習目的で)あまり電子辞書のご使用をお勧めいたしません。

 ・腕時計…飛行中に時刻を間違いなく視認できるもの(ゴチャゴチャ見づらいのはトラブルのもと!!)であれば特に「航空用」などである必要はなく、海外で機能しない可能性のある電波時計(時計店で尋ねると「験してみないとわからない…」そうです。)を除いて一般のシンプルなもので充分です。(但し、できれば文字盤の時刻表示がアラビア数字のものが望ましいのでは? 例えば上空で「○○時の方向に他機…」というようなレーダーアドバイザリーを受けた際、特に初心者の方は一瞬それがどちらの方向なのか頭が混乱してしまうことも考えられ、腕時計を見ることでその助けとなるからです。)

 ・サングラス…ファッショングラスとしてではなく、コックピットの風防ガラスの反射・ギラツキを防いだりする目的で、特に太陽の方向に向かっての離着陸・巡航飛行を行ったりする場合などに備えて「パイロットの必需品」といえます。 曇天下や夕暮れ時でも雲間に潜む他機などの視認性が改善するむしろ明るい色のタイプを推奨します。 安価な粗悪品を使い続けると乱視になったりすることもあるようなので要注意です。

 ・ライト…夜間飛行前の機体点検時やマップライトとして使用するのに必要ですが通常は教官が用意します。 購入されるのであれば夜間視力に影響を及ぼし難い赤色光のものがベターです。 ただコックピット内は想像以上に手狭なので大きすぎるものは避けましょう。

 ・ヘッドセット…コックピット内での円滑なコミュニケーションや耳の保護のために装着、飛行機では使わない人も少なくないのですがヘリコプターでは必須です。 アークEFIのクライアント様にはご希望により無料でお貸ししています。 海外現地のパイロットショップなどで購入できます(通常2〜4万円です。 その2倍はする「自動ノイズリダクション」方式のものも最近出回ってきましたがあまり必要性は感じられません…。)が、一度買うと「一生モノ」になる可能性も高いので事前にしっかりアドバイスをお受け下さい。

 ・海外現地において日本国内の学科試験(航空無線通信士、事業用操縦士など)の受験対策準備をお進めになる場合はそのテキスト類や受験申請書類一式(この場合は印鑑や返信用切手等も必要となります。 アークEFIのクライアント様には当然そうしたお手配についても細かく配慮を行っています。)

 ●トレーニングにあれば便利なもの

 ・ボイスレコーダー…カセットレコーダーでも構わないとは思いますが、長時間の記録に堪え、PCに保存できるなどの機能を持つICレコーダーが便利です。

 ・エアバンドラジオ…海外現地で安く入手できますが、日本でも2万円ぐらいから様々なタイプのものが市販されています。 少なくとも50チャンネルぐらいは周波数をメモリーでき、かつ周波数などの数字をボタン入力可能なものがいいでしょう。(ボタンが少ないものは一見ンシンプルでよさそうですが、多くの機能を少ないボタンに振り分けているため逆に操作が複雑で、取扱説明書なしでは扱いきれません。) アメリカなどでは送・受信とも可能なものやVOR付きのタイプのものまであって誰でも購入でき、航空機に装備されている無線機の予備としても使われるのですが、日本で使用すること(受信以外の目的)はもちろん違法になります。

 ・デジカメ・ビデオカメラ…航空留学経験はかけがえのない一生モノの財産。 クロスカントリーのときなど、とりわけアメリカの空港はどの方向へカメラを向けてもいい絵になるシャッターチャンスの宝庫です。 思い出づくりや記録目的だけでなく、資料の作成やトラブル発生時の証拠としてなど、いろいろ役立てることができます。 フィルム式のカメラはコストもさることながら、厳しいX線チェックの関係でお薦めできません。

 ・電子手帳の類…あらゆるコンタクト関連情報やパーソナルな情報はもとより、航空関連情報などを入れ込んでおくことができて便利です。

 ・ウェストポーチ…フライト中にこれをおなか側にまわして付けておくと、サングラスやハンカチ、マップライト、筆記具などを出し入れするのに便利です。 但しこの場合は小ぶりのものでないと、つっかえて操縦桿を手前に引けなくなる可能性にもつながることを配慮すべきですが…。

 ・グローブ(手袋)…日本ではパイロットが手袋(鹿革やスェード様の合皮製で薄手のものなど)をして操縦桿を握っているのをよく見かけますが、海外(特にアメリカ)ではむしろ稀(特にヘリコプターパイロット)なように感じられます。 しかし手によく汗をかいて滑る傾向のある人や、冬場などは保温のためにもあった方がいいかも知れません。


 ●現地生活に必要なもの

 ・食器類…ホームステイなどでは当然食器類は完備ですが、箸、茶碗や好みのコーヒーマグなど、ご希望により持参して下さい。

 ・持病薬…かかりつけのお医者様とよくご相談の上で準備して下さい。 但し、眠くなるものは操縦練習の前に服用できません。 風邪薬としては「葛根湯(かっこんとう)」という商品名の漢方薬を推奨しています。

 ・電圧変換アダプター…アメリカはコンセント(プラグ)の形状も日本とほぼ同じです。 電圧は基本的に120Vでこのぐらいは日本の100Vでも誤差の範囲のようなものなのでドライヤーを使用するなどのほか以外はほとんど必要ないかと思います。(最近の電気製品はヨーロッパの220〜240Vなどにさえ対応しているものも多くなっています。) アダプターは3,000〜4,000円ぐらいですが、ドライヤーの場合は世界中の電源電圧で使えるタイプのものが空港の売店などでも安く市販されており、むしろこれを購入した方がベターかも…。

 ・目覚まし時計…フライトトレーニングは通常早朝から始まりますのでくれぐれも夜更かしは禁物です。 日本で使える電波時計が必ずしも海外で使えるとは限りません。

 ・室内用履き物…現地ステイ先での室内履きとしてのみならず、渡航時の機中でも重宝します。

 ・爪切り、耳掻き・孫の手の類…特に耳掻きなどは現地調達が困難で、綿棒を代用するなんて堪えられない…という日本人は少なくないでしょうから。。

 ・ウェア…屋外でジャクジー(気泡風呂)を楽しむ機会に恵まれても水着を着けないとまずい(??)ことになります。 海へ出かけるかどうかやシーズンなどにかかわらず、水着とバスタオルぐらいはぜひご持参下さい。 また、温暖な南カリフォルニア地区でも冬場の休日に例えば「ビッグベアーシティ空港」とかへセスナ機で繰り出してスキーも可能ですからご希望の向きはぜひウェアなどをご持参下さい。

 ●その他

 ・手持ちの現金など…渡航先の税関通過時、$10,000以上の有価証券や現金などを所持している場合、麻薬取引などに伴うマネーロンダリングの関係で「没収」となることがあります。 もちろん現地通貨をある程度現金で用意しておくことは必要ですが、極力トラベラーズチェックかクレジットカードのご利用を前提にお考え下さい。 現金の所持はできれば財布を2つに分けるようにし、航空留学などの目的では渡航当初、多くとも$1,000程度を限度とすべきでしょう。

 ・食品…渡航の際、食品の持込みは検疫の関係で「没収」となることがあります。(アークEFIでお取り扱いしているアメリカ留学先は南カリフォルニア地区が中心ですから日本食は市場に豊富です。)

 ・服装…現地は1年を通じて気候温暖ながら、朝夕は意外なほど冷え込みますので夏でもジャケットの1枚ぐらいはご用意下さい。

 ・…航空機の操縦練習にはスポンジ底の軽い革靴やスニーカーの類がベストです。

 ・スーツケース…アークEFIのクライアント様には無料レンタルのご要望にお応えしています。 慌てて購入してしまうとご帰国後にかさ張って処理に困ります。 必要なら海外現地で調達しても遅くはなく、むしろその方がきっと安くていいものを選べます。

 ・友人関係の住所録、印鑑、日本の郵便切手やレターセットなどもお忘れなく。(生活に必要なほとんどのものは現地調達が可能ですが、こうしたものは意外と必要になることがあります。)
また、きれいなテレフォンカードなどがあれば海外では使えなくても現地の友人をつくる上できっといいギフトとして重宝することと思います。(「日本に来られたらこれで私に電話して下さい。 ぜひご案内しますから…。」というような会話ができますよ!!)



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